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Rehabilitationリハビリテーション科

リハビリテーションとは

リハビリテーションとは人の回復を意味します。また、ケガや病気により不自由になった身体の状態を元に戻すためだけでなく「その人らしい人生」を送る手助けをするものです。
当院では主に運動器・脳血管・廃用症候群の方を対象としたリハビリテーションを行なっております。
患者様とそのご家族を中心に医師をはじめ、さまざまな医療スタッフが患者様の支援をいたします。

リハビリテーション科 診療案内

当院は昭和27年の医院開設時、整形外科専門医院として開設し、当初から「理学療法」や「リハビリテーション」に力を入れてまいりました。平成2年には「理学療法施設基準2取得」、その後も、「脳血管疾患等リハビリテーション(Ⅰ)」や「運動器リハビリテーション(Ⅰ)」を取得しております。

平成21年5月には「回復期リハビリテーション病棟」をオープンいたしました。病床数は57床の急性期病棟と42床の回復期病棟となっており、入院患者様と外来患者様を対象にリハビリテーションを行っています。また、平成26年8月には回復期病棟の病床数44床から60床に増え、さらなるリハビリテーションの充実を図っています。

現在は、入院・外来の患者様おひとりおひとりに急性期から回復期・生活期の適切なリハビリテーションをご提供しています。そして、リハビリスタッフだけでなく、他職種との連携を大事にし、チームで患者様に関わっていけるようカンファレンスやミーティングを定期的に行っています。

受付時間・休診日

受付時間

午前:9:00~12:00 午後:13:30~18:00(個別リハの方)

午前:9:00~12:00 午後:15:00~18:00(物理療法のみの方)

休診日

日曜・祝祭日・年末年始

対象疾患

整形疾患8割

骨関節疾患

各所骨折全般(手指・肘・肩・鎖骨・大腿骨・下腿骨・足首)ギブス固定や手術後・各変形性膝関節症・脊椎骨折・人工膝関節・人工股関節置換・人工肩関節置換・肩関節周囲炎・肘関節手術後・橈骨遠位端骨折・手指損傷など

スポーツ整形疾患

腰椎ヘルニア・野球肩・野球肘・膝靭帯損傷・アキレス腱断裂・足関節捻挫、前十字靭帯損傷など

その他

脊柱管狭窄症・関節リウマチ、下肢切断、顔面神経麻痺、術前後の廃用症候群など

中枢疾患2割

脊髄疾患

脊髄損傷・脊髄症など

脳血管疾患

脳梗塞・脳出血・脳腫瘍・高次脳機能障害など

その他

廃用症候群、肺炎など

診療体制

入院の方への診療体制

急性期病棟(2F病棟)

骨折・人工関節・靭帯損傷などの整形外科疾患の手術後の患者様、心不全や肺炎などの内科疾患による廃用症候群の患者様、脳血管疾患の患者様に対して、早期からリハビリテーションを行っています。患者様に合わせて、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士による個々に合わせた個別リハビリテーションを実施しています。

回復期病棟(3F病棟)

回復期リハビリテーション病棟の対象疾患の患者様に365日、毎日リハビリテーションを提供しています。それぞれの症状に合わせて、生活に密着したリハビリテーションを行ない、身体機能と生活動作の早期回復を目指しています。安心して退院して頂けるように家屋調査や地域サービスとの連携を行っていきます。

退院調整・フォローについて

必要に応じてケアマネジャーやご家族様と面談・担当者会議を行ないます。
また家屋調査や住宅改修の提案・歩行補助具の購入、レンタルの選定のお手伝いをし、リハビリの継続が望ましい方については当院外来リハビリでの継続や近隣の他院や他施設での継続を提案・紹介致します。
またお住まいの市町村より要介護認定をされている方については、介護保険管轄でのリハビリや通所サービスの提案・紹介致します。

外来の方への診療体制

外来リハビリテーションでは、病院の退院後や怪我や病気により日常生活に何らかの問題を抱えた方を対象としています。地域の方がその人らしい生活を送るのに必要な、身体機能の向上や痛みの軽減、日常生活のアドバイスなどを積極的に行なっていきます。介護保険の認定を 受けている方については、ケアマネジャーや地域包括支援センターの職員と情報共有を図り、スムーズに在宅生活が送れる支援を心がけた介入を目指しております。対象となる症状については、以下をご参照ください。

  • 肩が痛くて挙がらない
  • 歩いていると足が癖れてくる
  • 腰が痛くて外に出なくなった
  • 捻挫(靭帯損傷)
  • 家族から見て歩く速さが遅くなったと感じる
  • 膝(股)関節のあたりの痛みがずっとある
  • ジョギングしていると膝が痛い
  • ボールを投げると肩(肘)が痛い
  • ジャンプしたら脚が痛い など

外来リハビリまでの流れ

お問い合わせ

■新規相談と外来受診中の相談
リハ科 中島宛
TEL:0480-61-3687(リハ科外線)

■他院からの相談
医療相談員 原田宛
TEL:0480-61-3122(代表)

外来リハビリ後のフォローについて

自主練習や自己ケアの提示・指導を致します。
高齢で介護保険の介護認定を受けている患者様については、通所サービス(デイサービス・デイケア)の提案や選定のアドバイスを行ないます。
また、介護認定をお持ちでない患者様には地域の運動サロンの紹介等を行ないます。

リハビリテーション科スタッフ数(平成30年10月現在)

急性期病棟 回復期リハビリテーション病棟 外来
理学療法士

7

12

7

作業療法士

1

7

1

言語聴覚士

1

2

外来での言語聴覚療法も行っております。

科内活動

  • 急性期・回復期・訪問・通所スタッフによる症例検討・症例報告会(月1回)
  • 各病棟スタッフ内でのミーティング(月1回)
  • 各種現職者講習会、学会等への積極的な参加・発表 など

院外活動

  • 「転倒無止体操」や「加須うどん体操」の監修・指導
  • こいのぼりマラソンでのコンディショニングルーム開設(平成25年度より開設)
  • 市民祭りでのロコモティブシンドローム啓発ブース出展

各種療法

理学療法

理学療法では、病気・けが・高齢・障害などによって運動機能が低下した状態の人々に対し、運動機能の維持・改善を目的に運動療法や物理療法を用いて行っています。また、家屋や補装具調整・家族指導なども行い、患者様にあったリハビリテーションを提供しております。また、当院には月2回スポーツ医が非常勤としてきており、スポーツ種目に応じたリハビリテーションや動作指導・チェックなども行っており、必要に応じて個別プログラム作成やテーピング処方・インソール作成などにも対応しています。

  • 運動機能練習(筋力強化・姿勢調整・動作指導など)
  • テーピング、インソール処方
  • その他

作業療法

作業療法では、病気・けが・高齢・障害・寝たきりなどによって運動機能や認知機能が低下した状態の方々に対してリハビリテーションを行います。自立した生活が送れるように、動作や諸機能の回復・維持および開発を行っています。具体的には、日常生活での入浴や着替え、食事などの実際の動きや動作を用いての日常生活動作練習を中心に行っています。また、ご自宅で安心安全な生活が送れるようにご自宅の環境や生活を楽にする道具の提案・調整、ご家族の負担軽減に繋がる介助方法や介護方法の提案なども積極的に行っています。

  • ADL練習
  • 機能練習
  • その他

言語聴覚療法

言語聴覚療法では、病気・けが・高齢・障害によってコミュニケーションや摂食・嚥下に問題が生じた方々に対してリハビリテーションを行います。脳卒中後に生じる失語症や構音障害などの言語障害、声が出にくくなる音声障害など、ことばによるコミュニケーションの問題は多岐にわたります。相手に思いを伝える、相手の言葉を受け取る、などのコミュニケーションを円滑に行い、自分らしい生活が送れるよう支援します。また摂食・嚥下機能は脳卒中のほか、加齢によっても障害されます。高齢になると歯が抜けてしまってうまく噛めなくなったり、上手に飲み込めずにムセてしまったりするようになります。そんな嚥下障害をお持ちの方に、食事をおいしく安全に食べられるように、食形態の提案・工夫や嚥下訓練などの支援をしていきます。

コンディショニング活動報告

平成29年12月3日(日)に行われた『第22回加須こいのぼりマラソン大会』では、昨年に引き続きコンディショニングルームを開設いたしました。
当日は天候も良く、約200名の選手にお越しいただき、マッサージやストレッチ指導・テーピング等を施行させていただきました。 地域の方々に徐々に周知されてきており、今後も「地域に根ざしたリハビリテージョン」を提供していきたいと思いますので、宜しくお願い致します。

選手の声:
「とても丁寧にしていただいたうえに、痛みの原因やフォーム修正・準備運動の方法まで指導していただき、ありがたかったです。」
「最近、ハーフマラソンの会場にこういった場を用意してくださることが多くて、とても嬉しいです。」

主な専門資格取得状況

更なるレベルアップを目指して研修会への参加や専門資格取得に励んでおります。

  • 3学会合同呼吸認定療法士
  • 専門理学療法士(基礎専門分野)
  • 認定理学療法士(地域・運動器)
  • 介護支援専門員
  • 介護予防推進リーダー
  • 地域包括ケアシステム推進リーダー
  • 理学療法協会指定管理者(上級)
  • 福祉住環境コーディネーター

施設紹介

リハビリ室(1F)の様子。
主に通院患者様や急性期病棟の患者様のリハビリを行なっています。

ニューステップ
エルゴメーター

ニューステップは低負荷・長時間の全身運動から、高負荷での短時間運動まで対応した設計で、全身の有酸素運動と無酸素運動が極めて安全に行える訓練器です。
米国では著名総合病院や心疾患のリハビリテーション施設、高齢者療養施設、または中高年を対象としたフィットネス施設でも多数使用されています。
回転式のシートで容易に乗り降りができ、安定した楽な姿勢で運動ができます。
エルゴメーター(自転車)・ニューステップ等の全身運動マシンで持久力の向上を図ります。

各種運動機能の改善に使用する道具です。
バランス機能の向上やスポーツパフォーマンスの向上に使用します。

  • ストレッチポール
  • バランスディスク
  • バランスボール
  • メディシンボール
  • セラバンド
  • BOSU など

この他にも基本的な道具を取り揃えています。

主に腕や手の機能の回復に用いる道具も各種取り揃えております。 箸やお椀の持ち方、手の細かな動きや握力の回復に使用します。